会社支給VPNと自分で契約するVPNの違いと、併用するときの注意点【在宅勤務向け】

 

会社支給VPNと自分で契約するVPNの違いと、併用するときの注意点【在宅勤務向け】

在宅勤務やリモートワークが当たり前になってきた今、
「会社支給のVPN」と「自分で契約する商用VPN(例:NordVPN)」の違いが分かりにくい、という声をよく聞きます。

・会社から支給されたVPNクライアントはある
・でも、カフェ作業や海外出張も多いので、自分用のVPNも入れた方がいいのか迷う
・2つ同時に入れても大丈夫なのか不安
といった悩みを持つ人向けに、役割の違い・併用の考え方・注意点を整理しました。

1. 会社支給VPNと個人用VPNの「目的」の違い

まず押さえておきたいのは、会社支給VPNと商用VPNは、そもそもの目的が違うという点です。

会社支給VPN(社内VPN)の目的

  • 社内ネットワークに安全に接続するためのトンネル
  • イントラネット、社内ファイルサーバー、業務システムなどに入るため
  • 会社側がアクセスログやセキュリティポリシーを管理する前提

イメージとしては、「会社の中に遠隔で入るための専用通路」です。

個人で契約する商用VPN(例:NordVPN)の目的

  • インターネット全体への出口を暗号化するためのトンネル
  • 公共Wi-Fi利用時のセキュリティ向上
  • 地域制限コンテンツへのアクセス(利用規約の範囲内で)
  • 日常利用のプライバシー保護・トラッキング軽減

こちらは、「自宅やカフェからインターネットへ出ていくときの出口を、安全側に寄せるツール」というイメージです。

2. こんな人は「会社VPNだけ」だと足りないかもしれない

在宅勤務が増えてくると、次のようなケースが出てきます。

  • カフェ・コワーキングスペースなど、公共Wi-Fiで作業する時間が長い
  • 業務で使うWebサービスが、社内VPNの外にあるクラウドサービス(Slack, Notion, Google Workspaceなど)
  • 私用PC・スマホでも、最低限のセキュリティを確保したい
  • 海外出張・一時的な滞在があり、現地のWi-Fi環境が不安

会社支給VPNは、あくまで「会社と社内システムを守るための仕組み」であり、
あなた個人のプライベート利用や、私用端末のすべてを守ってくれるわけではありません。

こうした意味で、「自分の生活全体をカバーするセキュリティ」として、
個人用VPN(例:NordVPN)を1本持っておくと、仕事とプライベートをまとめて安全側に寄せやすくなります。

3. 会社VPNと個人VPNを「どう役割分担」すればいいか

現実的には、次のような使い分けがイメージしやすいです。

パターンA:仕事時間と私用時間で使い分ける

  • 勤務時間内:会社支給VPNを使って社内システムに接続
  • 休憩中・勤務外:個人用VPNで、自分のメール・SNS・サブスクなどを保護

このとき、同じデバイスに両方のVPNクライアントが入っていても構いませんが、
同時に二重で繋げるのは基本NGです(後述)。

パターンB:場所によって使い分ける

  • 自宅Wi-Fi:会社VPNのみ/+必要に応じて個人VPN
  • カフェ・ホテル・共用Wi-Fi:まず個人VPNで全体を暗号化 → その上で会社VPNに接続するかは会社ポリシー次第

会社の規定によっては、「公共Wi-Fiからの接続は禁止」「個人VPNの上から会社VPN接続は禁止」というケースもあります。
必ず就業規則やITポリシーを確認しましょう。

4. 二重接続はアリ?会社VPNと個人VPNを併用するときの注意点

「個人VPNをオンにした状態で、会社VPNにも繋いでいいの?」という疑問はよく出ます。
結論から言うと:

  • 技術的には可能な組み合わせもあるが、
  • 会社のセキュリティポリシー的にNGな場合が多い

というのが現実的な答えです。

注意点1:会社ポリシーが最優先

会社の立場から見ると、

  • どのネットワーク経由で社内に入ってきているか
  • ログや通信経路をどこまでコントロールできるか

が非常に重要です。
そのため、多くの企業では、

  • 個人VPNを経由しての社内アクセス禁止
  • 会社支給VPN以外のVPNクライアントの使用を禁止

といったルールを設けています。
分からない場合は必ず情シスや上長に確認しましょう。

注意点2:二重トンネルによる速度低下・トラブル

個人VPN+会社VPNの二重トンネル構成になると、

  • 通信経路が遠回りになり、速度低下や遅延が大きくなる
  • 一部サービスが正しく動作しない
  • どこで問題が起きているか切り分けが難しくなる

といったデメリットがあります。
そのため、仕事でどうしても必要なとき以外は、二重接続は避けた方が無難です。

5. 個人用VPNが「あると楽」な具体的シーン

在宅勤務+リモートワークの人にとって、個人用VPNがあると楽になる場面は意外と多いです。

シーン1:カフェ・コワーキングでの作業

・Gmail・Slack・クラウドストレージ
・副業の管理画面
など、仕事とプライベートが混じりやすい作業は、個人VPNで一括暗号化しておくと安心です。

シーン2:海外出張・一時帰国・ノマド滞在

海外から日本のアカウントにアクセスする場合、
現地のWi-Fi環境+見知らぬ国の回線という組み合わせになりがちです。

  • ネットバンキングの確認
  • クレカ明細・各種サブスクの管理
  • 日本の動画配信サービスのチェック

といった用途は、個人用VPNで日本サーバーに繋いだうえで行った方が、精神的にも楽という人が多いです。

シーン3:副業・個人事業のオンライン業務

勤務先とは別に、副業で:

  • 海外サービスを使う
  • 海外クライアントとやり取りする
  • 外部のクラウドツールをフル活用する

といった人は、副業側のセキュリティやプライバシーは自分で守る必要があります。
そういう意味で、「会社の外の自分の仕事」を守るためのインフラとして個人VPNを1本持つイメージです。

6. 個人VPNを選ぶときのポイント(在宅勤務目線)

在宅勤務+リモートワークの人が個人VPNを選ぶときは、次のポイントを意識すると失敗しにくくなります。

  • 日本語アプリ・日本語サポートがあるか
  • スマホ+PCで同時接続できる台数(仕事・私用の両方で使う前提)
  • 日本サーバー・近隣国サーバーの充実度(在宅+海外出張どちらにも使う)
  • 返金保証付きプランで、自分の回線・仕事スタイルに合うか試せるか

たとえばNordVPNのようなサービスは、

  • 複数デバイスへのインストールが前提の料金プラン
  • 世界各国にサーバーがあり、日本サーバーも用意されている
  • 一定期間の返金保証があり、「まず数週間仕事で使ってみてから決める」ことができる

といった点から、在宅勤務者の個人用VPNとして候補に挙げられやすいタイプです。

👉 会社支給VPNとは別に、個人用VPNも1本用意しておきたい人は、
NordVPNの料金プランと返金保証条件を公式ページで確認して、
自分の在宅勤務スタイルに合うかどうか一度テストしてみるとイメージが掴みやすいです

7. まとめ:会社VPNは「会社を守るもの」、個人VPNは「自分の生活を守るもの」

最後に、両者の違いを一言でまとめると

  • 会社支給VPN:会社と社内システムを守るためのトンネル
  • 個人用VPN:あなたの生活全体(仕事+プライベート)を安全側に寄せるためのインフラ

というイメージになります。

在宅勤務が長期化するほど、
「会社のためのセキュリティ」と「自分と家族のためのセキュリティ」は、切り分けて考えた方が現実的です。

👉 すでに会社VPNはあるけれど、
「カフェ作業」「海外出張」「副業」など自分の側のリスクも気になってきた人は、
個人用の有料VPN(例:NordVPN)を1本用意しておくと、
仕事とプライベートの両方をまとめてカバーしやすくなります

※ 本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の企業ポリシーやVPN構成を保証するものではありません。実際の利用にあたっては、必ず勤務先のセキュリティポリシーや情報システム部門の指示に従ってください。

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